▼議会報告・活動報告


「脱夜ふかし社会」を(2)
(2008.03.01)

 子供の夜更かしを改善するには大人の協力が不可欠です。にもかかわらず最近、コンビニや居酒屋、ファミリーレストランに幼児の姿を見かけることがしばしばあります。核家族化のため子供を一人で家に残しておけないという事情もあるのかもしれませんが、子供たちが健やかに眠ることのできる環境を奪っていることは確かす。

 夜更かしは、大人にとっても心身の健康に良くないことは明らかであり、糖代謝、脂質代謝、免疫機能等を低下させ、発ガン、肥満、老化を促進すると言われます。社会的損失にも大きなものがあります。2年前、日本大学医学部が発表した試算によると、睡眠不足から生じる経済損失は何と3兆5千億円、間接的なものを含めればこれをはるかに上回るともいわれます。夜の就床時刻が遅くなるほど、一日の合計睡眠時間が少なくなります。睡眠不足での車の運転・居眠り運転は、視界や判断力など、飲酒運転と同等との指摘もあり、追突事故の大半が睡眠不足に起因するともいわれます。睡眠時間を削って働いても効率的ではないということです。「眠気は気合いと根性で乗り切れ」という危険な社会通念が日本では蔓延していますが、居眠りは気合いで乗り切れるものではありません。意識改革が早急に必要です。

 今ようやく仕事と家庭生活の調和、ワーク・ライフ・バランスということが言われだしてきています。その重点課題が、過労死や過労自殺を生んでいる男性正社員の長すぎる労働時間を如何に縮めるかであると言われます。残業づけをやめさせ家庭生活との両立を行政としてもまた社会としても後押ししていく必要があります。これによって、社員の心身の健康が保たれるとともに、夫婦や親子とりわけ父と子の対話の時間も増え子供の人格形成にも大きくプラスするものと考えます。会社の安定した発展のためにも必要なことであることを経営者にも理解して頂く必要があります。

 早寝・早起きが照明や冷暖房等で省エネ、地球温暖化防止に役立つことは明らかです。夏場にサマータイムを導入すべきであるとの意見もあるほどです。
→次へ


トップに戻る  k-nishio.com