しかし、飼料用米については、取引価格が1kg当たり40円程度と安く、農家の収入を確保するためには、収穫量を上げることが絶対条件となっています。
このため、品種特性として、10アール当たりの収穫量が800kgから1t程度の多収性が大前提であり、その他に、病害虫に強いこと、倒れにくいこと、低コスト生産が可能なことなどが求められています。
一方、米粉については、一部の学校給食や直売所などでの利用にとどまっていましたが、小麦の値上がりが続く中、その代替として大手食品加工メーカー等の関心も高く、今後、市場の拡大が予想されています。したがって、今こそ、米粉の利用拡大に一層の弾みをつけることが大切と考えます。
(了)