議会活動・活動報告バックナンバー

[2010年5月号]

舛添新党で民主の過半数阻止を

 言うまでもなく、福祉や教育を充実させ、また環境を整備するためには財源が必要となりますが、我が国は、今、国と地方の借金の合計があと僅かで1000兆円に届くといわれます。一人当たり約780万円。歴代の自公政権にも責任はありますが、民主党を中心とする連立政権で本当に日本の将来は大丈夫なのかという懸念が消えません。税収が37兆円しかないのに公務員の人件費が35兆円もかかるといわれます。行政のムダをなくし、民間と比べ余りにも高すぎる公務員の給料を、自治労や日教組などの支援を受けた民主党政権が、本当にカットできるとは到底思えません。

 また、参院選向けの人気取り政策ではと疑われても仕方ないような子ども手当や農家への戸別所得補償制度によるバラマキ。子ども手当が子供のために使われるという保証はなく、父親の飲み代に消えてしまう可能性があります。所得補償制度が農家の自立を妨げ足腰を弱めてしまうだけでなく、折角育ちつつある大規模農家や集団を壊しかねない状況です。高校の授業料無償化などごく一部の政策を除き、殆んど有効な成果が望めない政策ばかりです。

 現政権のままでは、日本はますます衰退し、ギリシャのように日本が本当に沈没してしまうのではないかと不安に駆られているのは私だけではないと思います。

 夏の参院選では、何としても民主党の過半数獲得を阻止し、政界再編につなぎ、民主党政権を終わらせなければ、日本は取り返しのつかないことになってしまいます。私も微力ですが、救国のお手伝いができればと考えます。

 今、民主党でも自民党でもない新しい勢力、第三極に期待と注目が集まっています。民主党の政治とカネの問題、マニフェスト(政権公約)違反、利益誘導体質、首相の指導力欠如、政策のブレ、小沢独裁等々によって、民主党への期待が失望へと変わっており、他方自民党への信頼がいまだ回復していないからです。「自民党はイヤだが民主党もダメだ」という人が確実に増えているのです。

 そんな中、4月22日に、国民のために開かれた政治を確立し、明るい日本を造るため、舛添要一参議院議員を代表とする「新党改革」が結成されました。北宋の碩学、蘇老泉の言葉に、「国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ」というのがあります。今の鳩山首相の混迷ぶりは正に国を亡ぼしかねません。では、我が日本で国を興すことのできる人物はいるのか。私は、舛添要一氏をおいて他にいないと考えます。この事は、各種世論調査において「首相として最も相応しい政治家は誰か」との問いで、舛添氏が常にダントツの1位を占めていることからも明らかです。

 舛添新党が来る参議院選挙で躍進し、民主党の参議院単独過半数を阻止することができれば、必ず政界再編が起こり、舛添政権誕生の可能性も出てきます。法人税減税や規制緩和などにより企業を活性化して雇用を増やす。そして、その富を国民に還元し社会福祉の充実に充てる。公務員制度を改革してムダをなくし、国会議員の数も半減する。企業・団体献金を禁止し清潔な政治を目指す。お金がなくても意欲と能力のあるものが政治家になれるようにする等々。日本が大きく変わります。舛添新党への期待が私の胸の中でますます膨らんでいます。是非皆様の温かいご理解とご支援を、よろしくお願い申し上げます。